EURO2020(欧州選手権)が1年の延期を経て現地時間6月11日に開幕を迎える。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、7大会連続10回目の出場となるイタリア代表の招集メンバー全26名と基本スタメン&フォーメーションを紹介する(代表通算成績・各選手情報は今大会開始時点のもの)。
GK
イタリア代表でも正守護神を務めるジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
サルバトーレ・シリグ(背番号1)
生年月日:1987年1月12日(34歳)
所属クラブ:トリノ
20/21リーグ戦成績:32試合出場/62失点
代表通算成績:26試合出場/18失点
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かつてパリ・サンジェルマン(PSG)で正守護神を担った男も今年で34歳。ベテランの域に達している。しかし、現在所属するトリノではピンチを脱するシュートストップを頻繁に繰り出すなど抜群の安定感を発揮。目立った衰えは見られない。EURO出場はこれで3回目。今回も控えとなるはずだが、2人の若き守護神にとって頼りとなる存在であることは確かだ。
ジャンルイジ・ドンナルンマ(背番号21)
生年月日:1999年2月25日(22歳)
所属クラブ:ミラン
20/21リーグ戦成績:37試合出場/38失点
代表通算成績:26試合出場/11失点
現在22歳ながらセリエA通算200試合以上の出場を誇る怪物GK。身長196cm・体重90kgという恵まれた体格の持ち主で、その長い手足を活かしてビッグセーブを多く披露する。近年は足元の技術も安定してきた印象だ。アッズーリとして挑む大舞台は今回のEUROが初めてだが、GKのファーストチョイスとして、どこまでチームに貢献できるか。注目度は高い。
アレックス・メレト(背番号26)
生年月日:1997年3月22日(24歳)
所属クラブ:ナポリ
20/21リーグ戦成績:22試合出場/29失点
代表通算成績:2試合出場/1失点
所属するナポリで絶対的な地位を築いているわけではなく、ダビド・オスピナと併用されているが、GKとしての実力に疑いの余地はない。身長190cmと大柄だがアジリティに優れており、素早い反応でビッグセーブを連発。ボールリカバリーも速く、ビルドアップでの貢献度も決して小さくない。控えGKとしては豪華な人材だ。一方、マイナスポイントは怪我が多いところ。