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ヤン・フェルトンゲン【写真:Getty Images】
トビー・アルデルワイレルド(背番号2)
生年月日:1989年3月2日(32歳)
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
20/21リーグ戦成績:25試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:109試合出場/5得点10アシスト
ベルギー代表デビューから12年、トビー・アルデルワイレルドは100試合を超えるキャップ数を誇る。今季のトッテナムではベンチを温める時期もあったが、ベルギー代表に還元される実績と経験は計り知れない。クレバーな守備対応と正確なロングフィードは健在。長年に渡ってプレーしてきたヤン・フェルトンゲンやトーマス・フェルマーレンとともに、鉄壁のDFを築き上げる。
トーマス・フェルマーレン(背番号3)
生年月日:1985年11月14日(35歳)
所属クラブ:ヴィッセル神戸(日本)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:80試合出場/2得点0アシスト
トーマス・フェルマーレンは遠く離れた日本からEUROに参戦する。バルセロナから移籍して2年が経ち、今季はJリーグ初ゴールも決めた。正確なフィード能力や、ボールホルダーと対峙した際の冷静な対応は、世界最高峰の舞台でやってきた貫禄がある。ポジションは保証されていないが、35歳までにオランダ、イングランド、スペイン、日本と各国を渡り歩いてきた経験は活かされるはずだ。
デドリック・ボヤタ(背番号4)
生年月日:1990年11月28日(30歳)
所属クラブ:ヘルタ・ベルリン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:23試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:22試合出場/0得点0アシスト
デドリック・ボヤタは所属するヘルタ・ベルリンで主将を務めている。強靭な肉体を活かしたパワフルな守備を持ち味としている。昨年12月に中足骨を疲労骨折して欠場が続いていたが、3月の代表戦に強行召集された。しかし、3か月ぶりに復帰した試合で太ももを負傷。幸いにも5月に復帰を果たし、ベルギー代表のメンバーにも加わっている。
ヤン・フェルトンゲン(背番号5)
生年月日:1987年4月24日(34歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:127試合出場/9得点6アシスト
8シーズンプレーしたトッテナムとの契約が昨夏で満了となったヤン・フェルトンゲンは、ポルトガルのベンフィカへ移籍した。2019年4月の試合中に負った脳震盪がその後のプレーに影響を及ぼしたが、今季のベンフィカではシーズンを通して活躍。ベルギー代表の最多出場記録を持つキャプテンは、優勝に必要な存在だ。
トーマス・ムニエ(背番号15)
生年月日:1991年9月12日(29歳)
所属クラブ:ドルトムント(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:47試合出場/7得点14アシスト
トーマス・ムニエは積極的な攻め上がりが特徴のサイドバックだ。左サイドからのクロスに積極的に飛び込んでいき、191cmの長身を活かしたヘディングやFW顔負けのシュートでゴールも期待できる。大味な守備は相変わらずで、一発勝負の大舞台では不安が残る。安定感で優るカスターニュとポジションを争うことになるだろう。
ジェイソン・デナイヤー(背番号18)
生年月日:1995年6月28日(25歳)
所属クラブ:リヨン(フランス)
20/21リーグ戦成績:31試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:25試合出場/1得点0アシスト
今回召集されたセンターバック5人の中で最年少となったのが、リヨンに所属するジェイソン・デナイヤーだ。機動力に長けたDFで、カバーエリアの広さは他のセンターバックに比べても長けている。2019年以降はベテランDF陣に代わって出場機会を増やしており、ベルギー代表における存在感を高めている。
ティモシー・カスターニュ(背番号21)
生年月日:1995年12月5日(25歳)
所属クラブ:レスター(イングランド)
20/21リーグ戦成績:27試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:14試合出場/2得点2アシスト
昨夏、イタリアのアタランタから移籍したティモシー・カスターニュは、レスターをFAカップ制覇へと導いた。アタランタ時代からプレーする右ウイングバックだけでなく、両サイドバックや3バックの一角を務める器用さが持ち味。ロシアワールドカップ後に加わったベルギー代表では、トーマス・ムニエと右ウイングバックのポジションを争うことになる。