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日本代表の天敵…。オーストラリア代表の“日本キラー”がW杯で決めたスーパーゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

ティム・ケーヒル
【写真:Getty Images】



 ワールドカップ(W杯)の公式SNSが、元オーストラリア代表のFWティム・ケーヒルがW杯で決めた全ゴールを紹介した。日本代表との試合で決めたゴールも、もちろん含まれている。

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 オーストラリア代表は2006年、8大会ぶり2回目のW杯出場を果たした。オーストラリア代表が当時所属していたオセアニア地区は、W杯出場枠が「0.5」。オセアニア地区でトップになっても、南米地区5位との大陸間プレーオフがあり、本大会行きは簡単ではなかった。

 2006年、それでもようやくW杯の舞台に立ったオーストラリア代表は、初戦で日本代表と対戦。日本代表が中村俊輔のゴールで先制したが、終盤にオーストラリアのエースにやられた。

 84分にゴール前の混戦からケーヒルがねじ込んで同点弾を決めると、その5分後にはミドルシュートで逆転弾。日本から2ゴールを奪い、オーストラリアを逆転勝利に導いた。“日本キラー”とも呼ばれた原点とも言えるゲームだ。

 ケーヒルの勝負強さは、日本代表以外との試合でも発揮された。W杯でも得意のヘディングでのゴールを決めたほか、オランダ代表戦ではスーパーボレーを叩き込み、強烈なインパクトを残している。

 日本代表は、9月に始まるカタールW杯アジア最終予選でオーストラリア代表と同組になった。ケーヒルほど脅威となるFWは、今のところいないようにも見えるが、強敵であることには変わりない。

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