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マンUがサンチョ獲得でクラブ間合意、ドルトムントCEO認める。1年で約35億円の値引きとも

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイドン・サンチョ
【写真:Getty Images】



 マンチェスター・ユナイテッドが、ボルシア・ドルトムントからFWジェイドン・サンチョを獲得することが決定的になった。ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが1日にクラブ間合意を認めた。

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 英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが報じたサンチョのユナイテッド移籍は事実だった。

 ヴァツケCEOは、「マンチェスター・ユナイテッドとサンチョについて合意している。我々は残留させたかったが、彼は変化を求めた。我々は受け取った額に満足していないが、彼が行ってしまうことを残念に思う」とコメントしている。

 昨年夏にもサンチョの獲得を目指していたユナイテッドだが、移籍金の高さがネックとなり、実現はしなかった。しかし、今夏も獲得に動き、最終的に7300万ポンド(約112億円)程度で合意に達したと報じられている。

 1年前、ドルトムントはサンチョの移籍金として1億800万ポンド(約166億円)を求めていたと言われる。1年で3500万ポンド(約54億円)の下落ということになるが、ドルトムントは契約が残り2年となっているサンチョをフリーで失うリスクを嫌い、このオファーに応じたものとみられる。

 サンチョはすでにユナイテッドの条件に合意している模様。イングランド代表として参加しているユーロ2020が終了したあと、ユナイテッドのメディカルチェックを受け、正式決定となる見通しだ。

【了】

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