【写真:Getty Images】
現地6月11日に開幕したユーロ2020(欧州選手権)はラウンド16の全日程を終了し、準々決勝に突入する。今大会も激しい戦いが繰り広げられているが、ここまで「ドリブル」で存在感を示してきたのは誰なのか。今回は、ユーロ2020における現時点での平均ドリブル成功数ランキング・トップ10を紹介する。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
2.5回で並んだのは4人。スイス代表のブレーム・エンボロ、イタリア代表のマルコ・ヴェラッティ、スウェーデン代表のエミル・フォルスベリ、ポルトガル代表のジョアン・パリーニャとなっている。なお、パリーニャに関してはここまでドリブル成功率が100%というデータも出ている。
そんな彼らを2.7回で上回ったのは、今大会でサプライズ的な活躍を見せているデンマーク代表のミッケル・ダムスゴーアだ。グループリーグ第2節のベルギー代表戦では一人で5回のドリブルを成功させ、印象を残していた。また、デンマーク代表からはヨアキム・メーレもランキング入りしている。
優勝候補ベルギー代表からは2名がランクイン。レアル・マドリードで大不振に陥っているエデン・アザールが2.8回となっており、大黒柱ケビン・デ・ブライネは3.0回を記録した。なお、デ・ブライネは平均キーパス数ランキングでも上位につけている。やはり別格の存在である。
そんな並み居る実力者たちを抑えトップに立ったのは、オランダ代表のフレンキー・デ・ヨングだ。その数は4.0回と断トツ。確かに、中盤からスルスルと持ち上がり攻撃に厚みをもたらすプレーは今大会で何度も見られていた。オランイェは残念ながらベスト16敗退となったが、デ・ヨングのパフォーマンスは高評価を得るに値するものだったと言って不思議ではないだろう。
▽データサイト『Sofa Score』参照のユーロ2020平均ドリブル成功数ランキング・トップ10は以下の通り
1位:フレンキー・デ・ヨング(MF/オランダ代表)
平均ドリブル成功数:4.0回(4試合出場)
2位:ケビン・デ・ブライネ(MF/ベルギー代表)
平均ドリブル成功数:3.0回(3試合出場)
3位タイ:マテオ・コバチッチ(MF/クロアチア代表)
平均ドリブル成功数:2.8回(4試合出場)
3位タイ:エデン・アザール(FW/ベルギー代表)
平均ドリブル成功数:2.8回(4試合出場)
3位タイ:ヨアキム・メーレ(DF/デンマーク代表)
平均ドリブル成功数:2.8回(4試合出場)
6位:ミッケル・ダムスゴーア(MF/デンマーク代表)
平均ドリブル成功数:2.7回(3試合出場)
7位タイ:ジョアン・パリーニャ(MF/ポルトガル代表)
平均ドリブル成功数:2.5回(2試合出場)
7位タイ:エミル・フォルスベリ(MF/スウェーデン代表)
平均ドリブル成功数:2.5回(4試合出場)
7位タイ:マルコ・ヴェラッティ(MF/イタリア代表)
平均ドリブル成功数:2.5回(2試合出場)
7位タイ:ブレール・エンボロ(FW/スイス代表)
平均ドリブル成功数:2.5回(4試合出場)
【了】