100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなったサッカー界で、2021年に最も市場価値を上げたのは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2020年7月1日と現在の市場価格を比較。数字は6月23日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
5位:アーセナルの注目度No.1FW
【写真:Getty Images】
FW:ブカヨ・サカ(アーセナル / イングランド代表)
生年月日:2001年9月5日(19歳)
市場価値の増加額:4500万ユーロ(約54億円 / 225%UP)
市場価値の変動:2000万ユーロ(約24億円)→6500万ユーロ(約78億円)
20/21リーグ戦成績:32試合5得点4アシスト
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アーセナルの下部組織出身であるブカヨ・サカは2018年9月に同クラブとプロ契約を締結。同年11月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のヴォルスクラ・ポルタヴァ戦でトップチームデビューを果たした。プレミアリーグデビューは翌年1月1日のフラム戦で7分間の出場だった。
その後はU-23やU-18でのプレーが多かったサカだが、トップチームでプレーするようになる。2019年9月に行われたフランクフルトとのEL初戦でクラブでの初ゴールを含む1ゴール2アシストの活躍。その後、怪我で欠場する時期があったが、19/20シーズンは公式戦38試合4得点11アシストを記録した。
サカの主戦場は左ウィングだが、右ウィングや左サイドハーフ、左サイドバックやセントラルミッドフィルダーとしてもプレーできるユーティリティプレイヤーだ。抜群の身体能力とテクニックを持ち合わせるサカを止められるDFは多くないだろう。
アーセナル期待の若手であるサカは約1年で2000万ユーロ(約24億円)から6500万ユーロ(約78億円)にまで上昇。実に225%アップだ。今季はリーグ戦32試合5得点4アシストを記録。今後の活躍次第では市場価値の上昇も期待できる。