【写真:Getty Images】
東京五輪本大会に向け、各チーム18人となっている選手登録枠を22人に拡大することを求める声があるようだ。U-24スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が語っている。
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デ・ラ・フエンテ監督は東京五輪に向けた招集メンバーを29日に発表。他国が登録メンバー18人+バックアップメンバー4人という形での発表を行う中、スペインはその区別をせずに22人のメンバーを発表した。
デ・ラ・フエンテ監督はその後の会見で、22人という形でメンバーを選出した理由に言及。今後大会の開幕までにルールの改定が行われ、登録枠が22人となることを信じているためだと語った。スペイン紙『アス』などが伝えている。
「複数の連盟が22人のメンバーを認めるよう働きかけを行っている。18人プラス4人なのか22人なのか、回答を待って確認したい。22人が認められることを信じている」とデ・ラ・フエンテ監督は述べた。
U-24日本代表の場合であれば、18人の他にGK鈴木彩艶、DF町田浩樹、DF瀬古歩夢、FW林大地の4人がバックアップメンバーとして招集されている。日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長は「22名の共同体だと思って活動していきたい」とメンバー発表会見で述べ、実質的にはメンバーを区別しない方向性を示していた。
18人のメンバーに負傷者が出たとすれば大会中でも随時バックアップメンバーとの入れ替えが可能であり、メンバーを区切ることに実質的な意味はほとんどないとも言える。正式に22人の登録が認められる可能性もあるのだろうか。
【了】