3位:1位になれない…ブラジルが生んだ天才ドリブラー
【写真:Getty Images】
FW:ネイマール(パリ・サンジェルマン)
生年月日:1992年2月5日(29歳)
19/20リーグ戦成績:15試合13得点6アシスト
市場価値:1億2800万ユーロ(約153.6億円)
サントスで南米王者としてFIFAクラブワールドカップに出場し、バルセロナでは同大会で優勝した。母国開催となったリオ五輪ではU-23ブラジル代表に導いている。数々のタイトルを獲得してきたネイマールだが、ここ数年のパフォーマンスは世界一とは言い難い。度重なる怪我に悩まされ、万全の状態で試合に臨む期間が短すぎるのが理由の1つだ。
世界中のサッカーファンを魅了するだけの並外れた「テクニック」を持っている。相手の逆を取る天才的なボールタッチは、複数の選手でマークしてもボールを奪えない。ミドルレンジから狙うシュートはもちろん、「パス」の質も高い。針の穴をも通すコントロールで、あっという間にチャンスを生み出してしまう。
これだけの突出したスキルを持っているネイマールが1位になれないのは理由がある。その足下の技術の高さゆえ、「空中戦」で競り合うことを好まない。また、相手から身体を当てられるとたちまち劣勢になってしまう。「フィジカル」の弱さは、ケガの多さにも影響している。
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