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世界最高の左ウイングは誰だ? サッカー選手LWG能力値ランキング1位~5位。トップはブラジル人か韓国人か、それとも…(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ジャマイカにルーツを持つイングランド代表FW

ラヒーム・スターリング21
【写真:Getty Images】



FW:ラヒーム・スターリング(イングランド代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1994年12月8日(26歳)
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)
20/21リーグ戦成績:31試合10得点8アシスト

 リバプールからマンチェスター・シティに移籍し、6年で3度のプレミアリーグ制覇を経験したラヒーム・スターリング。ペップ・グアルディオラ監督の下で黄金期を築くシティを代表するアタッカーとなった。リーグ戦55得点を挙げた過去3年に比べると、10得点という今季の成績は物足りなく映るが、スターリングが持つ能力は非常に高い。

 ジャマイカにルーツを持つスターリングの「ドリブル」には、独特なテンポがある。顔が上がった状況でボールを持てるので、マッチアップした相手の出方やフリーになった味方の位置を見極めるのがうまい。プレミアリーグ通算96得点に対して、アシスト数も51と多い。得意の「ドリブル」からフィニッシュに繋げるだけじゃなく、ゴールをおぜん立てする能力も長けている。

 リバプール時代から両サイドでプレーしていたが、ここ数年は3トップの中央でプレーすることが多い。どの位置でもプレーできる「IQ」は特筆すべき点の1つで、シティで結果を残している理由と言えるだろう。「空中戦」の項目で大きく数値を落としているが、それ以外の部分で見ればトップ・オブ・トップのウインガーと言っていいだろう。

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