18位:アルゼンチン代表が誇る万能型FW
【写真:Getty Images】
FW:ラウタロ・マルティネス(インテル / アルゼンチン代表)
生年月日:1997年8月22日
市場価値:8000万ユーロ(約96億円)
20/21リーグ戦成績:38試合17得点10アシスト
ラウタロ・マルティネスは母国アルゼンチンのラシン・クラブ下部組織出身で2015年にプロデビューとなった。そこで頭角をあらわすと、2018年7月にインテルに移籍となる。加入初年度はセリエAで27試合に出場するも、6得点1アシストと期待以上の活躍はできなかった。
だが、翌シーズンのセリエAでは35試合で二桁得点の14得点を記録。セリエAでのプレーも慣れてきて、その実力を徐々に発揮してきた。最近ではロメル・ルカクとのコンビネーションも抜群で、マルティネスは今季38試合に出場し、17得点10アシストを記録。インテルのリーグ優勝に貢献した。
2019年12月時点のマルティネスの市場価値は8000万ユーロ(約106億円)。新型コロナウイルスの影響もあり、多少市場価値が下がったが、また上昇し、今回は18位に入った。まだ23歳ということもあり、期待値はかなり大きいだろう。まだまだ上がる可能性は大いにある。
マルティネスはポストプレーもソツなくこなせる強さを持ち、裏へ抜ける巧みな動き、さらにはドリブルや足元の技術も兼ね備える。また献身性も持っていて、万能型FWと言えるだろう。さらなる活躍に期待だ。
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