【写真:Getty Images】
エバートンの監督に就任する可能性が高くなっていると報じられるラファエル・ベニテス氏に対し、就任に反対しているとみられる何者かが脅迫的なメッセージを突きつけ、現地警察が捜査を開始している。英紙『ガーディアン』などが伝えた。
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ベニテス氏は今年1月、監督を務めていた中国スーパーリーグ(CSL)の大連プロフェッショナルとの契約を解除。レアル・マドリードへ復帰したカルロ・アンチェロッティ監督の後任としてエバートンの新監督就任に近づいているとも報じられる。
だが過去にライバルクラブであるリバプールを率いていた経歴を持つことから、一部のエバートンサポーターはベニテス監督の就任に反発。スタジアム周辺でも抗議の横断幕が掲げられていたと伝えられている。
さらに28日には、ベニテス氏と家族を標的とするような脅迫行為も行われたことが明らかとなった。「お前がどこに住んでいるかは知っている。契約するな」と、シーツのような布に書かれたメッセージが発見され、写真が出回っている。
メッセージが発見されたのはベニテス氏がリバプールの監督を務めていた頃から家族とともに住んでいた自宅の付近。別の家の外側に掲げられていたが、内容からベニテス氏に向けたものだとみなされている。
現地警察は脅迫行為に対して捜査を開始。「サッカー監督のラファ・ベニテス氏を狙ったとみられる言葉が書かれたシーツが住宅街に掲げられていた。横断幕の作成者や設置者について情報があればすぐに知らせてほしい」と警察発表が伝えられている。
【了】