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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング16位~20位。両足使えて足も速い魅力的な存在とは?(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:サラーの後継者候補?

ラフィーニャ21
【写真:Getty Images】



FW:ラフィーニャ(ブラジル/リーズ・ユナイテッド)
生年月日:1996年12月14日(24歳)
市場価格:3000万ユーロ(約36億円)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/6得点9アシスト

 ブラジル出身だが、母国リーグでのプレーを経験せず、19歳の時にポルトガルへ渡った。そこからスポルティングCP、レンヌへの在籍を経て、昨年夏にリーズ・ユナイテッドへ移籍。鬼才マルセロ・ビエルサ監督の下ではレギュラーとしてプレーし、最終的にプレミアリーグ初挑戦ながら30試合で6得点9アシストの成績を収めるなど、ポジティブな印象を残した。

 そんなラフィーニャは「スピード」、「ドリブル」、「テクニック」の三拍子が揃う存在だ。単純な速さで相手を一瞬で置き去りにすることもできれば、ブラジル人らしいテクニカルなプレーでマッチアップした選手を翻弄することもしばしば。とくに、右サイドからのカットインは十八番で、敵チームにとっては大きな脅威となっている。

 サイドを切り裂いてから繰り出すクロス、またバイタルエリアに侵入した際のアイデアにも定評があるなど、個で仕掛けるだけでなくチャンスメークも高いレベルで行える点が強み。よくコントロールされたシュートも実に見事だ。さらにビエルサ監督の下ではハードワークも怠らないなど、非常に魅力の多い選手であると言えるだろう。

 ラフィーニャにはモハメド・サラーの後釜としてリバプールが興味を示しているとの噂が出ている。いずれにしても、ブラジル代表入りも狙える24歳のさらなる成長が楽しみである。

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