【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第20節の試合が27日に各地で開催された。19時キックオフのカードとしては3試合が行われている。
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浦和レッズ対アビスパ福岡戦は前半11分、小泉佳穂の鮮やかなゴールでホームの浦和が先制。相手陣内でドリブルを仕掛け、最後はペナルティーエリア手前中央から左足の強烈なミドルをゴール右隅へ突き刺した。
76分には左CKから汰木康也の上げたクロスに明本考浩が飛び込み、ニアからのヘディング弾で追加点。その数分後に獲得したPKはキャスパー・ユンカーがGK村上昌謙に止められてしまったが、2-0で浦和が2連勝を飾った。
2連勝中のFC東京はホームで大分トリニータと対戦。前半24分にはディエゴ・オリヴェイラとのワンツーからレアンドロがシュートを放ち、DFの足に当たって浮き上がったボールがゴール左上に突き刺さって先制点となった。
35分には大分の三竿雄斗が足を上げる危険なプレーで一発レッドカードを受け、FC東京が数的優位に。前半終了間際の45分には右サイドの東慶悟からのクロスにD・オリヴェイラがヘディングで合わせてリードを広げる。
後半開始直後の47分にも左からのクロスがGKに弾かれたところを小川諒也が豪快に蹴り込んで3点目。FC東京が3-0で3連勝を収める結果となった。
湘南ベルマーレ対柏レイソル戦は前半18分、左サイドに侵入した畑大雅からのクロスに町野修斗がダイレクトで合わせて湘南が先制点。だが柏も後半立ち上がりの50分、ハンドで獲得したPKをペドロ・ハウルが決めて1-1の同点とする。
湘南は57分のタリクのゴールがVAR判定で無効とされたが、78分にはFKからのクロスに合わせたウェリントンが高い打点から叩きつけるヘディングで勝ち越しゴール。84分には町野が再びゴールを決めたかに見えたが、VARでノーゴールとされてしまう。
9分間という長いアディショナルタイムが取られた中、同点を目指して猛攻を繰り出した柏は93分に大南拓磨が押し込んで同点。さらに攻撃の手を緩めず、99分には執念が実ってクリスティアーノが角度のない位置から逆転のゴールを流し込んだ。
ゴールが決まったことでアディショナルタイムがさらに延長され、102分となったところでペドロ・ハウルがもう1点を追加。後半アディショナルタイムだけで3点を奪った柏が4-2の劇的大逆転で4連敗を止め、暫定ではあるが降格圏脱出を果たした。
【了】