【鹿島アントラーズ 4-0 北海道コンサドーレ札幌　J1第20節】

　明治安田生命J1リーグ第20節の鹿島アントラーズ対北海道コンサドーレ札幌戦が27日に行われ、ホームの鹿島が4-0で勝利を収めた。

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　リーグ戦再開後は2試合連続のドローに終わり、ここ3試合白星のない鹿島。一方の札幌は直近4試合で3勝1分け、公式戦8試合連続無敗と復調の気配を見せていた。

　だが前半10分、早い時間に先制点を奪うことに成功したのは鹿島。左CKから荒木遼太郎の上げたクロスに犬飼智也がドンピシャのヘディングで合わせて強烈に叩き込んだ。

　その後も優位に試合を進めて1点リードで折り返した鹿島は、後半にもゴールを重ねていく。48分にはエヴェラウドが胸で落としたボールで前線に抜け出したディエゴ・ピトゥカがGKとの1対1を冷静に制して加入後初ゴールを記録。

　さらに63分、相手陣内でボールを受けたエヴェラウドがドリブル突破を仕掛けてゴールに迫る。ゴール前で止められてこぼれたボールを最後は常本圭吾が押し込んで3-0とした。ルーキーの常本はプロ初ゴール。

　後半の2点を演出したエヴェラウドは、68分に自らもゴールを記録。左CKからのクロスがファーサイドに流れたところを強烈に蹴り込んだ。昨季18得点を挙げていたエヴェラウドは、今季12試合目の出場で待望の初ゴールとなった。

　鹿島は4-0の大勝を飾るとともに、J1初のホーム通算300勝も達成。札幌は5試合ぶりの黒星となった。

【得点者】
10分 1-0 犬飼智也（鹿島）
48分 2-0 ディエゴ・ピトゥカ（鹿島）
63分 3-0 常本圭吾（鹿島）
68分 4-0 エヴェラウド（鹿島）

【了】