クロアチアサッカー連盟（HNS）は27日、現在ユーロ2020（欧州選手権）を戦っているクロアチア代表のFWイバン・ペリシッチが新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表した。

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　発表によれば、HNSは現地時間26日夜にペリシッチの陽性判定の報告を受け、同選手の隔離などの措置を取ったとのこと。他の選手たちやスタッフらは全員が陰性だとされている。

　ペリシッチは10日間の自主隔離を行う。28日に行われる決勝トーナメント1回戦のスペイン代表戦を欠場することは確実であり、勝ち進んだとしても準々決勝（7月2日）、準決勝（同6日）に出場できないことが見込まれる。大会中に復帰を果たすためには7月11日の決勝にまで進む必要がありそうだ。

　ペリシッチはグループステージで3試合全てに先発出場し、第2節のチェコ戦では1-1のドローに持ち込む同点ゴール、第3節のスコットランド戦では決勝トーナメント進出を大きく引き寄せる3-1のダメ押しゴールを記録。計2得点で今大会のチーム得点王となっており、離脱はクロアチア代表にとって大きな痛手となることが見込まれる。

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