【写真:Getty Images】
東京五輪に向けたU-24フランス代表メンバー18名が25日に発表されたが、今後数日のうちに大幅にメンバーが入れ替わる可能性もあるのかもしれない。仏紙『レキップ』が伝えている。
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東京五輪男子サッカーでU-24日本代表と同じグループAに入っており、グループ最終節で対戦するフランス。24歳以下の選手の中には欧州のトップレベルで活躍している者も多く、五輪に向けたメンバー構成が注目されていた。
パリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペやセビージャのDFジュール・クンデなど、ユーロ2020(欧州選手権)にも出場しているA代表組はさすが選出されず。それでもレンヌのMFエドゥアルド・カマヴィンガやアーセナルのDFウィリアム・サリバらをはじめとして、フランスの若手有望株として期待される選手たちが数多く名を連ねるメンバーが発表された。またオーバーエイジ(OA)枠として、ティグレスのFWアンドレ=ピエール・ジニャクなど3人が選ばれている。
しかし、多くのクラブが所属選手の東京五輪への拠出を拒否しているという、以前から報じられていた問題は解決されたわけではないようだ。フランスサッカー連盟(FFF)はクラブの拒否を考慮に入れず、「全ての合意を得ないまま」メンバーを発表したと仏紙は伝えている。
選手派遣に応じないという姿勢を変えていないクラブも多く、出場がやはり不可能になる選手も出てくると見込まれる。選手登録の期限となる6月30日までにメンバーが入れ替わることになるとの見通しを『レキップ』は示している。
カマヴィンガの所属するレンヌも派遣拒否が見込まれるクラブのひとつ。他にもDFブノワ・バディアシル(モナコ)、マラング・サール(チェルシー)、MFマクサンス・カケレ(リヨン)、ジョナタン・イコネ(リール)、FWアミール・グイリ(ニース)らがクラブの拒否により五輪に出場できない可能性がある選手として挙げられている。
【了】