【写真:Getty Images】
【ブラジル代表 2-1 コロンビア代表 コパ・アメリカ2021グループB第4節】
コパ・アメリカ2021(南米選手権)グループB第4節、ブラジル代表対コロンビア代表が現地時間23日に行われた。ブラジルが2-1の勝利を収めた。最後の最後にドラマが待っていた。ブラジル代表MFカゼミーロがラストプレーでチームを救う逆転ゴールを決めた。
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ここまで2連勝と好調だったブラジルは、開始10分に先制を許す。右サイドのフアン・クアドラードからのクロスにファーサイドでルイス・フェルナンド・ディアスが超スーパーボレーシュートを突き刺し、コロンビアがリードする。その後ブラジルはゴールを奪えず、試合は終盤へ。
だが、敗戦危機のブラジルを救ったのは後半頭から投入されたロベルト・フィルミーノだ。レナン・ロディの左からのクロスにフィルミーノが頭で合わせ、ブラジルが78分に同点に持ち込む。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。
ATは10分。試合終了直前の99分、ブラジルは右CKを獲得。キッカーのネイマールがボールを蹴ると、ニアでフリーとなったカゼミーロがヘディングシュート。強烈なボールはゴールネットに突き刺さった。
ネイマールのキック精度は見事だが、カゼミーロのヘディングシュートが凄まじかった。まず、ボールへの嗅覚。あそこに飛び込める感覚はそう簡単には身につけられない。さらに、あの至近距離からフリーであんな強烈なヘディングシュートをされたら、GKも防ぎようがない。そして、カゼミーロはこの試合に先発出場。100分近く走っているのにも関わらず、体力、集中を切らすことなく最後の最後でゴール奪って見せた。土壇場で決めたことも含めて、とんでもないゴールだったと言えるだろう。
このゴールで2-1の勝利を収めたブラジルはグループBで3連勝。グループ首位での決勝トーナメント進出が決まった。