6位:20歳で通算50アシスト達成も、批判を受けた理由は…
【写真:Getty Images】
FW:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表/ドルトムント)
生年月日:2000年3月25日(21歳)
市場価値:1億ユーロ(約120億円)
20/21リーグ戦成績:26試合出場/8得点12アシスト
マンチェスター・シティのアカデミー出身のジェイドン・サンチョはビッグクラブによる争奪戦の末、17歳のときにボルシア・ドルトムントに加わった。背番号7を与えられたアタッカーは1年目からブンデスリーガでプレーし、わずか4年間で50アシストという驚異的な数字を残している。18歳でイングランド代表デビューを飾ったサンチョには、移籍市場が開くたびにマンチェスター・ユナイテッドからラブコールが届く。
アジリティに優れたアタッカーで、相手に囲まれた状況でもボールを失わないテクニックは秀逸だ。巧みなドリブルで危険なエリアに侵入し、ラストパスやフィニッシュに繋げる。独力で打開するよりは、マルコ・ロイスやアーリング・ハーランドといった優れたパートナーとのコンビネーションで崩していくのが得意なタイプである。
今季のブンデスリーガ初ゴールは年明けで、不調だった前半戦は批判を浴びたこともあった。しかし、17歳からトップレベルでプレーしていれば、必ずそういう時期もおとずれるだろう。後半戦は怪我もあったが、最終的には公式戦16得点20アシストという結果を残したのはさすがだった。
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