リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
10位:マンC移籍で得点力アップ! ダビド・シルバの後を継ぐ者
【写真:Getty Images】
FW:フェラン・トーレス(スペイン代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:2000年2月29日(21歳)
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/7得点2アシスト
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地元であるバレンシアで頭角を現したが、クラブの財政難も影響し20歳という若さでバレンシアを離れた。マンチェスター・シティでは幼き頃に憧れたダビド・シルバが着けていた背番号21を与えられ、ペップ・グアルディオラ監督からも大きな期待を寄せられている。
両サイドでプレーできるウインガーで、切れ味鋭いドリブルとスピードを武器にしている。ボールを持った状況でもオフ・ザ・ボールでも自身の特徴を活かすことができ、プレーの選択肢の多さも魅力だ。
今季の序盤は前線に離脱者が続いたこともあり、センターフォワードで起用される機会が多かった。バレンシア時代は3シーズンで公式戦9得点だったが、今季は得点能力が向上。UEFAチャンピオンズリーグでは3試合連続ゴールを記録し、プレミアリーグでもキャリアハイの7得点を挙げた。後半戦はベンチスタートとなる試合も多かったが、ハットトリックを達成するなどフィニッシュの質の高さを見せている。