【写真:Getty Images】
セルビアのパルチザンを退団してフリーとなっていた日本代表FW浅野拓磨は、ドイツ1部に昇格するボーフムと3年契約を交わしたことが23日に発表された。浅野の新天地決定にセルビアの各メディアも反応している。
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浅野は先月、パルチザンからの度重なる給与未払いなどがあったとして同クラブとの契約を解除したと発表。無所属の状態のまま日本代表の活動に参加していたが、希望していた欧州5大リーグへの復帰を果たすことになった。
ボーフム加入発表のつい前日には、パルチザンが一旦は失ったかと思われた移籍金を手に入れられる可能性があるとセルビアメディアで報じられたばかりだった。ミロシュ・ヴァズーラSD(スポーツディレクター)が語ったところによれば、浅野の獲得に関心を示すクラブはパルチザンからの訴訟リスクを恐れ、まずはパルチザンに連絡を取って一定金額の支払いを申し出てきたという。
だがボーフムは、浅野を「フリーエージェント」で獲得したと発表している。少なくとも発表に基づけば、パルチザンに移籍金が支払われることはないようだ。
セルビア『informer』は、浅野のボーフム加入決定について「ショック!」と報道。パルチザンは訴訟を準備中であるとも伝えている。
【了】