【写真:Getty Images】
セルビアのパルチザンを退団してフリーとなっていた日本代表FW浅野拓磨は、ドイツ1部のボーフムに加入することが決定した。23日にクラブ公式サイトおよび浅野の公式ブログで発表が行われている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ボーフムの発表によれば、契約期間は2024年6月30日までの3年間。移籍金の発生しないフリー移籍での加入と発表されている。
「彼には国際経験があり、ブンデスリーガもドイツサッカーもよく知っている。攻撃陣で柔軟に起用可能でありゴールへの脅威になる」とボーフムのゼバスティアン・シンジーロルツSD(スポーツディレクター)は浅野の加入を歓迎。日本代表の活動に参加していたこともあり、チームへの合流は7月上旬になると説明している。
「この度ドイツブンデスリーガのVfL Bochum に加入することになりました。再びブンデスリーガの舞台でプレーできることを楽しみにしています。引き続き成長に向けて全力で頑張りたいと思います」と浅野は自身のブログで報告を行っている。
浅野は2020/21シーズンのパルチザンでセルビアリーグ得点ランキング2位の18ゴールを挙げる活躍。だがクラブからの度重なる給与未払いなどがあったとして、5月初旬に契約を解除したことを発表していた。
2016年から2018年までシュトゥットガルト、2018/19シーズンにハノーファーでプレーしていた浅野にとっては2年ぶりのドイツ復帰。昨季は2部で戦っていたボーフムだが1部復帰を決めており、欧州5大リーグに復帰したいという浅野の希望が叶うことになる。
日本人選手では過去にMF小野伸二、MF乾貴士、MF田坂祐介がボーフムに所属。FW鄭大世も所属したことがあり、日本出身選手は浅野で5人目になるとクラブは紹介している。
【了】