【写真:Getty Images】
【クロアチア代表 3-1 スコットランド代表 ユーロ2020グループD第3節】
グループステージ突破がかかる第3戦。クロアチア代表を勝利に導くゴールを決めたのは、ルカ・モドリッチの技ありシュートだった。利き足を振り抜いたシュートは、鮮やかにゴールネットを揺らした。
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ユーロ2020(欧州選手権)・グループリーグD組第3節、クロアチア代表対スコットランド代表が現地時間22日に行われ、3-1でクロアチア代表が勝利した。ともに2試合を終えて勝ち点1という状況で、勝利したクロアチア代表は2位でグループステージ突破を決めている。
17分にニコラ・ブラシッチのボレーシュートでクロアチア代表は先制したが、42分に追いつかれて前半を終えた。モドリッチのゴールが生まれたのは1-1で迎えた62分。ブルーノ・ペトコビッチのポストプレーからマテオ・コバチッチが横パスを送ると、そこに走りこんできたモドリッチが右足を振り抜く。アウト回転がかけられたボールはゴール左隅へと決まった。鋭く曲がる美しい軌道を描いた。
勝ち越したクロアチア代表は77分に加点する。モドリッチが蹴ったインスイングのCKを、イバン・ペリシッチが頭で合わせてゴールを決めた。3-1で勝利したクロアチア代表は勝ち点を4とした。チェコ代表とは勝ち点、直接対決での勝ち点、得失点差で並んだ。しかし、総得点で上回ったクロアチア代表が2位でグループステージ突破を決めている。モドリッチのゴールがなければクロアチア代表は2位になれなかった。
35歳286日で決めたモドリッチのゴールは、クロアチア代表におけるユーロ最年長ゴールとなった。モドリッチは2008年大会において22歳273日という若さでゴールを決めており、同国の同大会最年少ゴール記録保持者でもある。長きに渡って活躍するレジェンドが、チームを救った。