リオ五輪
初戦・ナイジェリア戦のフォーメーション
監督:手倉森誠
成績:グループステージ敗退(1勝1敗1分)
布陣:4-1-4-1
リオデジャネイロ五輪世代に、オーバーエイジを加えた。塩谷司、藤春廣輝、興梠慎三の3人はいずれもJリーグで実績があるものの、五輪や日本代表での経験は乏しかった。弱点をピンポイントで補う選出だったが、結果的に見ればうまくいかなかったと言えるだろう。
初戦のナイジェリア戦は立ち上がりから点の取り合いとなった。しかし、オゲネカロ・エテボの4得点で引き離され、1点差に迫るのが精いっぱいだった。続くコロンビア戦は2点のビハインドを負う苦しい展開から、浅野拓磨と中島翔哉のゴールで引き分けに持ち込んだ。グループステージ突破の可能性をつないで臨んだ第3戦でスウェーデンに勝利したが、3位でグループステージ敗退となった。
この世代はU-20ワールドカップに出場できず、Jリーグでもレギュラーとしてプレーしている選手が少ない世代だった。加えて、A代表経験者も主将の遠藤航を含めて数名で、海外組も南野1人。力不足が明らかになった大会だった。
●初戦・ナイジェリア戦の先発メンバー
▽GK
1 櫛引政敏
▽DF
2 室屋成
6 塩谷司
5 植田直道
4 藤春廣輝
▽MF
8 大島僚太
3 遠藤航
7 原川力
18 南野拓実
10 中島翔哉
▽FW
13 興梠慎三
【了】