ロンドン五輪
初戦・スペイン戦のフォーメーション
監督:関塚隆
成績:ベスト4
布陣:4-2-3-1
U-20ワールドカップに出場できなかった世代だが、ドイツなど既に海外でプレーしている選手も多かった。この夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍する香川真司は召集できなかったが、オーバーエイジでは五輪経験者の徳永悠平と吉田麻也を招集。DF陣を強化して本大会に臨んだ。
初戦は大津祐樹のゴールで、ビッグクラブで活躍する選手を擁するスペインに勝利する。続くモロッコ戦では試合終盤に永井謙佑にゴールが生まれて1-0で勝ち、ホンジュラス戦は引き分け。2勝1分で決勝トーナメントに進んだ。吉田や酒井宏樹といった欧州でのプレー経験のある選手が並ぶDFラインを中心に、グループステージ3試合をすべて無失点で乗り切っている。
準々決勝ではエジプトに3-0で勝利したが、準決勝でメキシコ、3位決定戦で韓国に敗れて4位に。それでも、シドニー五輪を上回るベスト4という結果を残した。
●初戦・スペイン戦の先発メンバー
▽GK
1 権田修一
▽DF
4 酒井宏樹
5 吉田麻也
13 鈴木大輔
2 徳永悠平
▽MF
16 山口蛍
3 扇原貴宏
17 清武弘嗣
10 東慶悟
7 大津祐樹
▽FW
11 永井謙佑
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