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世界最高のトップ下は誰だ! 攻撃的MF能力値ランキング16位~20位。絶品のテクニック、圧倒的なセンスを持つのは…(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:頼もしさが増すフランス人

エンクンク21
【写真:Getty Images】



MF:クリストファー・エンクンク(フランス/RBライプツィヒ)
生年月日:1997年11月14日(23歳)
市場価格:4300万ユーロ(約51.6億円)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/6得点7アシスト

 パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身で18歳の時にトップチームに昇格したが、スター軍団の同チームに定着することはできなかった。しかし、2019年に加入したRBライプツィヒでは貴重な戦力としてプレー。ドイツ1年目にはブンデスリーガだけで15アシストという成績も残していた。ちなみに2020/21シーズンはキャリア最多となるリーグ戦6得点をマークしている。

 攻撃的なポジションならどこでもこなす器用な選手で、非凡なキック精度を誇っているのも大きな魅力。中央でプレーした際には視野の広さを保って繊細な「パス」を通し、サイドに流れた際には鋭く正確なクロスからチャンスを作り出すことができる。意外なタイミングや場所からもボールを積極的に出してくるので、相手からすると厄介な存在だ。

 トップ「スピード」を維持したまま繰り出す「ドリブル」は破壊力満点で、単独で局面を打開することを決して苦にしていない。もちろん「テクニック」も水準以上で、足裏やターンを駆使して相手の囲みを無力化することも多い。このように、クリストファー・エンクンクはボールを持った際のアクションが実に豊富である。

 ディフェンスの貢献度はまだまだ高めていく必要がありそうだが、試合に出続けることで自信を深め、攻撃面でより頼もしい存在となっているのは明らか。このままいけば、ステップアップも十分にあり得るだろう。

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