スペイン代表の正GK

【写真：Getty Images】

GK：ウナイ・シモン（アスレティック・ビルバオ）
生年月日：1997年6月11日（23歳）
今季リーグ戦成績：37試合40失点

ラ・リーガで最も優れたスペイン人GKを問われれば、その1人としてウナイ・シモンの名前が挙がるだろう。アスレティック・ビルバオのカンテラ（下部組織）出身で、トップチームでは公式戦通算92試合に出場している。

世代別のスペイン代表でも常連で、U-19とU-21の欧州選手権優勝メンバーの1人でもある。昨年9月に初めてA代表に召集されると、11月にデビューを果たした。以降はダビド・デ・ヘアやケパ・アリサバラガを差し置いてスペイン代表の正GKに抜擢されている。

総合力が高いGKで、1対1からのシュートストップを得意としている。反応のスピードが速いのはもちろん、ポジショニングやコースを塞ぐ動きは、相手選手からしてみたら嫌だろう。ビッグクラブでも正GKを務められるだけの活躍を見せている。

スペインにはシモンと同い年のロベルト・サンチェスというGKもいる。イングランドでキャリアを築いており、ブライトンで昨年12月から正GKに据えられた。両者ともにEURO（欧州選手権）のメンバーに選出されているが、どちらかが東京五輪でもプレーすることになるかもしれない。

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