【写真:Getty Images】
ユーロ2020は現地時間19日までにグループステージ第2節の試合が終了した。20日からはいよいよ各チームの運命を決める最終節の戦いがスタートする。
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2試合を終えた時点ですでに決勝トーナメント進出を決めたのはイタリア代表、オランダ代表、ベルギー代表の3チームのみ。残り13チームの生き残りがここから4日間で決定し、その他のチームは大会を終えることになる。
20日に行われるのはグループA最終節の2試合。すでに突破を決めているイタリア代表(勝ち点6)が2位のウェールズ代表(勝ち点4)と対戦し、3位のスイス代表(勝ち点1)が4位のトルコ代表(勝ち点0)と対戦する。
イタリア代表は2位以内が確定しているが、首位通過はまだ決まっていない。ウェールズに敗れれば2位に後退するため、首位通過を確保するためにはドロー以上が必要となる。
ウェールズ代表はイタリアに勝利すれば首位でグループ突破。引き分けなら2位通過が確定する。敗れた場合は、スイスがトルコを破った場合には勝ち点で並ばれ、得失点差で2位と3位が決まる。現時点での得失点差ではウェールズがスイスを5点リードしているため、敗れても2位確保の可能性は十分にある。
スイスはトルコに勝利したとしても、前述の通り2位に浮上できるかどうかはウェールズの結果次第となる。だが勝ち点4を確保すれば、3位に終わったとしても他グループとの兼ね合いで決勝トーナメント進出は期待できる。現在マイナス3となっている得失点差をできるだけ稼いでおく必要があるかもしれない。
ここまで2連敗のトルコは2位浮上の可能性は消えており、スイスに勝利しても3位にしか上がることはできない。その上で他グループの結果に望みを託すことになるが、勝ち点3では分が悪い。こちらもスイス同様、突破の可能性を上げるためには勝つだけでなく得失点差をできるだけ積み上げておきたい。
【了】