【写真:Getty Images】
タイ1部のクラブであるラーチャブリーFCは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に向けた新加入選手として34歳のMFパキン・カムウィライサック、通称“トノ”と契約を交わしたことを発表した。タイでは有名な歌手・俳優であり、サッカー選手として本格的にプレーするのは初となる。
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ラーチャブリーは19日に公式SNSで「ファンへのサプライズ」としてトノとの契約を発表。「正式に6ヶ月の契約を交わしてACLの戦いに臨む。96番のユニフォームを着用する」とクラブは述べている。
報道によれば、トノは当初新たなドラマへの出演に向けてコンディションを整えるためラーチャブリーの練習に参加していたという。だがその中でクラブからの目に留まり、選手契約のオファーを受けたとのことだ。
異例の新戦力となるが、本人は選手として契約したからにはチームに貢献できるという自信があるようだ。「チームの邪魔になるようなら来ることはなかった」「自分のやるべきことに集中する。毎試合全力を尽くす」とタイメディアがコメントを伝えている。
ラーチャブリーの入っているACLグループGは今月22日からタイのバンコクで集中開催。同じグループには日本の名古屋グランパス、韓国の浦項スティーラーズ、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムが入っている。
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