【横浜FC 0-1 FC東京　J1第18節】

　明治安田生命J1リーグ第18節の横浜FC対FC東京戦が19日に行われ、アウェイのFC東京が1-0で勝利を収めた。

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　先に決定的な形でゴールを脅かしたのは最下位からの浮上のきっかけを掴みたい横浜FC。前半19分にはジャーメイン良のシュートがGK波多野豪の好守で弾き出されたのに続き、28分はクレーベが波多野に競り勝って頭で触ったボールが無人のゴールへ向かったが、森重真人が滑り込んでクリアしたボールは右ポストを叩いてゴールならず。

　だが横浜FCが攻勢の中、FC東京はカウンターから先制点をもぎ取る。クレーベの無理なシュートがブロックされたところからFC東京がボールを拾うと、レアンドロが持ち上がってディエゴ・オリヴェイラに渡し、最後はアダイウトンがゴール前に抜け出してGKの股間を抜くシュートを流し込んだ。

　横浜FCは後半にもあと一歩のチャンスを生かすことができない。56分には武田英二郎のシュートが惜しくも右ポストを叩いたあと、こぼれ球を狙ったジャーメインのシュートが相手選手の手で止められたとして一旦はPKの笛が吹かれたが、VAR判定により結局取り消しとなった。

　74分にも瀬古樹の強烈なミドルが波多野に弾き出され、90分には中村俊輔のCKに合わせた渡邉千真のヘディングがわずかにポスト左にそれるなど、横浜FCは決定機が相次いだが最後まで無得点。FC東京が1-0で逃げ切って3試合ぶりの白星を挙げた。

　森保一監督が見守る中、東京五輪出場へ最後のアピールをしたいFC東京のFW田川亨介も後半途中からの交代で出場。後半アディショナルタイムには良い形でゴール前に抜け出して2度の決定機を迎えたが、いずれも決めることはできなかった。

【得点者】
31分 0-1 アダイウトン（FC東京）

【了】