ユーロ2020（欧州選手権）でも活躍中のイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリに複数のビッグクラブが関心を示しているが、本人はユベントスへの移籍に乗り気だとも報じられている。伊紙『トゥットスポルト』などが伝えた。

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　現在サッスオーロに所属する23歳のロカテッリは、ユーロで好調な戦いをみせるイタリア代表の中心選手としても活躍。16日に行われたスイス代表戦では2得点を挙げ、イタリア代表が決勝トーナメント進出を決める3-0の勝利の立役者となった。

　ロカテッリに対しては以前からユベントスのほか、アーセナル、マンチェスター・シティなどからの関心が噂される。スイスとの試合後に移籍の見通しについて質問を受けた同選手は「ユーロ終了後に決める」と答え、現時点では代表での戦いに集中する姿勢を示していた。

　ユベントスの中盤の補強としてはマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの再獲得の可能性が以前から盛んに噂されているが、獲得は容易ではない。一方でロカテッリの獲得に向けては前進しており、本人もユベントス移籍を希望していると伊紙は伝えている。

　しかし、ユーロでの活躍がユベントスへの移籍を難しくする可能性もあるかもしれない。サッスオーロとの間では移籍金4000万ユーロ（約52億円）ほどでの交渉が見込まれていたが、ユーロでのパフォーマンス次第では金額が高騰することも予想されている。

【了】