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南野拓実は再びリバプールの戦力に? 控え攻撃陣3人の中では「最も残留に近い」と地元紙

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】



 日本代表MF南野拓実は来季リバプールに残留し、バックアッパーとして貴重な戦力になれる可能性もあるかもしれない。地元紙『リバプール・エコー』が18日付記事で見通しを示している。

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 リバプールの層の厚い攻撃陣で出場機会獲得に苦戦していた南野は、冬の移籍市場でサウサンプトンへレンタル移籍。レンタル期間を終えて一旦リバプールに戻ることになるが、来季の去就は確定していない。

 リバプールに残留したとすれば、安定した出場機会を得ることは以前と同じく容易ではないことが予想される。だが『エコー』紙は、いくつかの理由により南野をチームに残すことはリバプールにとって悪い選択肢ではないと論じている。

 南野同様に出場機会を得られていなかったFWディヴォック・オリジやMFジェルダン・シャチリは今年夏におそらく放出されることになると予想。南野を含めた3人を放出すれば穴を埋めるのは難しく、3人の中では南野が「最も残留の可能性が高い」選手だと見込まれている。

 リバプールで過ごした約1年間に、南野は公式戦31試合に出場して4得点2アシストを記録。十分な結果を出したとは言えないまでも、出場時間の短さや、元々レギュラー起用が見込まれる選手ではなかったことを考慮すれば決して悪い数字ではないとも評されている。

 レンタルから復帰する南野を起用すれば、新たな選手を補強する費用を節約することもできる。適切なオファーが届けば売却の可能性はあるとしても、南野を残すことにはリバプールにとって複数のメリットがあるという見方を『エコー』紙は示している。

【了】

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