【写真:Getty Images】
レアル・マドリードは現地時間16日、35歳のDFセルヒオ・ラモスが退団することを発表した。クラブの公式サイトで伝えられている。
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ラモスは2005年にセビージャからマドリーへ移籍。2015/16シーズンから主将を任され、同クラブを牽引してきた。35歳となった今でも肉体は衰えず、抜群の守備力とフィジカルで相手を圧倒。まさしく世界最高峰のセンターバックである。
マドリーではラ・リーガやコパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やクラブワールドカップなど数々のタイトルを獲得。スペイン代表ではユーロやワールドカップなど誰もが羨むタイトルを獲得してきた。そんなマドリーのレジェンドと言ってもいいラモスは、今季終了前にクラブと交渉していた。ラモスは複数年契約を提示していたが、クラブ側は単年契約を提示。交渉がまとまらず、クラブを去ることになった。
スペイン『アス』によると、ラモスの新天地候補は4つ挙げられているという。最有力候補に挙がっているのはマンチェスター・シティだ。ラモスの代理人はすでにシティと接触し、交渉を行っているという。シティではエリック・ガルシアのバルセロナ復帰が決定。また、アイメリク・ラポルテの移籍の噂もある。そのため、シティが獲得する可能性が高いという。
2つ目はマンチェスター・ユナイテッドだ。ユナイテッドは長年ラモスの獲得を狙っていた。2015年には個人合意の報道もあったという。その時はラモスがマドリーと契約延長し、結局移籍は白紙になったが、今回は最大のチャンスだと伝えている。オレ・グンナー・スールシャール監督がハリー・マグワイアーとのCBコンビを結成させたいと考えているようだ。
3つ目はパリ・サンジェルマン(PSG)。ネイマールとの契約延長に成功した同クラブの次の目標はキリアン・ムバッペとの契約延長。しかし、それは難しいとの見方もある。そしてDFの補強も視野に入れていて、DFリーダーとしてラモスを迎えたいと考えているようだ。
最後は、可能性としては低いが古巣セビージャだ。まだ動きはないとしつつも、キャリア終盤に下部組織時代から過ごした地元クラブへ帰還する可能性も少し考えられるという。
来年で36歳になるラモスは、どのクラブを選択することになるのだろか。スペインが誇る最高峰のDFの動向に目が離せない。
【了】