【写真:Getty Images】
ユーロ2020(欧州選手権)グループステージF組のハンガリー代表対ポルトガル代表戦が現地時間15日に行われ、ポルトガルが3-0で勝利を収めた。FWクリスティアーノ・ロナウドは、この試合だけで一挙に複数の大会記録を更新している。
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まずはスターティングメンバーの一員としてピッチに立った時点で、C・ロナウドは史上初めてユーロ5大会に出場した選手となった。19歳で出場したユーロ2004以来、5大会連続の参加を果たしている。出場試合数はすでに前回大会で単独最多に到達しており、これで22試合目となった。
同時に、ワールドカップとユーロで合計39試合に出場したことで、主要国際大会の出場数は欧州歴代単独1位に。38試合で並んでいた元ドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー氏を上回った。
ハンガリーに対してなかなかゴールを奪えなかったポルトガルだが、84分にラファエル・ゲレイロのゴールで先制したあと、87分にはC・ロナウドがPKで追加点。このゴールによりさらなる偉業を成し遂げた。
史上初めてユーロ5大会で得点を挙げた選手になるとともに、通算得点はこれで10点。9得点で並んでいたフランスのミシェル・プラティニ氏を上回る歴代単独最多となった。
後半アディショナルタイムにもC・ロナウドが大会通算11点目となるゴールを挙げ、ポルトガルは3-0で勝利。これでC・ロナウドはユーロ単独最多の通算12勝を挙げたことになり、11勝で並んでいたセスク・ファブレガスとアンドレス・イニエスタを上回った。
36歳130日でのゴールは主要国際大会でのポルトガル代表最年長記録。また、ユーロで1試合2得点以上を挙げた選手としてもウクライナのアンドリー・シェフチェンコ氏(ユーロ2012で35歳256日)を上回る最年長記録となった。
C・ロナウドのポルトガル代表通算成績はこれで176試合に出場して106得点。代表チームで世界史上最多の得点数を記録した元イラン代表FWアリ・ダエイ氏の「109点」までわずか3点差となり、今大会中の更新への期待も高まっている。
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