【写真:Getty Images】
グループFのポルトガル代表はハンガリー代表、フランス代表、ドイツ代表と対戦する。7大会連続8回目の出場となるポルトガルを率いるフェルナンド・サントス監督が送り出すであろう今大会の基本先発メンバーとフォーメーションを予想する。(情報は6月15日時点のもの)
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連覇を狙うポルトガルは超豪華布陣で臨むことになる。GKは不動のルイ・パトリシオだ。優勝した前回大会は全試合に出場。やはり連覇にはこの守護神の活躍が必要となりそうだ。
ジョアン・カンセロが離脱となったため、ネウソン・セメドが右サイドバックに入るだろう。左サイドバックのラファエル・ゲレイロとともに攻撃力に注目したい。CBには37歳のベテランCBジョゼ・フォンテとルベン・ディアスだ。ディアスは昨年9月にマンチェスター・シティに加入すると、プレミアリーグ開幕戦にスタメン出場。シティの主力CBを担っている。
中盤の底にはダニーロ・ペレイラ。ウィリアム・カルバーリョなどとポジションを争うことになるだろう。そして、セントラルミッドフィルダーにはルベン・ネベスとブルーノ・フェルナンデス。ネベスは前回のユーロには出場しなかったが、ウォルバー・ハンプトンで好調だ。フェルナンデスはこのチームの中心となることは間違いない。初のユーロでその実力を発揮してほしい。
攻撃陣は非常に豪華だ。右ウィングにはマンチェスター・シティに所属するベルナルド・シウバ。前回大会はハムストリングの負傷で出場なし。今大会にかける想いは強いはずだ。左ウィングにはディオゴ・ジョッタだ。今季は膝の負傷もあり、本人にとっても悔しいシーズンとなっただろう。ユーロでその鬱憤を晴らしてほしい。センターフォワードには言わずと知れたエースのクリスティアーノ・ロナウドだろう。前回大会は主将としてチームを牽引し3得点3アシストの活躍。4日に行われた国際親善試合のスペイン戦は無得点、9日のイスラエル戦は1得点を記録。得点量産とまでは行かないが、徐々に調子を取り戻しているかもしれない。この男の活躍次第でポルトガルの運命が決まるだろう。年齢的に最後となるであろう今大会で連覇を狙う。
フェルナンド・サントス監督は監督として3回目のユーロとなる。1回目は2012年でギリシャ代表をベスト8に導いた。そして、前回大会はポルトガルを見事優勝に導いている。超豪華なタレントを擁するポルトガル代表をまとめ、連覇を狙いに行く。