【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが、コパ・アメリカ2021(南米選手権)での戦いを前に新型コロナウイルス感染症への不安を吐露した。スペイン紙『アス』など複数メディアが伝えている。
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現地時間13日にブラジルで開幕したコパ・アメリカだが、新型コロナウイルスにより様々な影響を被っている。当初開催地に予定されていたアルゼンチンは感染拡大のため開催不可となり、急きょブラジルへ変更。だがブラジルでも感染が続いている状況は変わらず、大会の開催に強い不安や批判の声もある中での開幕となった。
大会に参加するチームの間にも感染者が続出。ベネズエラ代表は選手8人を含む12人が陽性判定を受け、開幕前日になって大幅なメンバーの入れ替えを余儀なくされた。ボリビア代表も選手3人、コロンビア代表もスタッフ2人が陽性となったことが明らかにされている。
アルゼンチン代表は現地時間14日に初戦の大会チリ代表戦を迎える。メッシはこの試合を前に、「みんなこの状況に不安を抱いている。僕ら全員に新型コロナウイルスに感染してしまうリスクがあるからだ」とメディアに語った。
「自分たちで気をつけるようにして、やれることは全てやっているが、それでも簡単じゃない。こういうことは起こってしまう。自分たちだけでどうにかなることじゃない」とメッシは続けている。
メッシにとっては、アルゼンチン代表でいまだ成し遂げられていない初タイトルの獲得の新たなチャンスとなる大会。様々な困難の中、無事に大会は進行していくのだろうか。
【了】