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オフェンスセンス抜群の頼れるベテラン、マルクス・ベリ【写真:Getty Images】
アレクサンデル・イサク
生年月日:1999年9月21日(21歳)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/17得点2アシスト
代表通算成績:21試合出場/6得点0アシスト
イブラヒモビッチ2世と称される若きストライカー。ミランに所属する偉大な先輩と同じく長身ながら足元の技術に長けており、下がった位置で攻撃の起点になることができる。また、アジリティにも優れているため、ドリブル突破で怖さを示すこともお手の物だ。今季レアル・ソシエダではリーグ戦17得点と爆発。大きな自信を持ってEUROに挑めることは確か。
ロビン・クアイソン
生年月日:1993年10月9日(27歳)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/6得点2アシスト
代表通算成績:25試合出場/9得点4アシスト
マインツで5年目のシーズンを過ごしたガーナ系スウェーデン人。フィジカルと機動力に優れており、ラストの局面では精度の高い右足キックで決定的な仕事を果たす。また、最前線だけでなく、左右両サイドやトップ下と複数の攻撃的ポジションを務められる点も大きな魅力だ。ちなみに、昨年にはハリー・ケインのバックアッパーとしてトッテナムから興味を示されていた。
マルクス・ベリ
生年月日:1986年8月17日(34歳)
所属クラブ:FCクラスノダール(ロシア)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/9得点3アシスト
代表通算成績:85試合出場/23得点11アシスト
21歳でスウェーデン代表デビューを飾り、ここまで同チームで85試合に出場してきたベテランが、自身2度目のEUROに挑む。足元のテクニックが非常に安定していて幅広いエリアに顔を出すこともでき、何よりシュート精度がハイレベル。そして空中戦にも強いなど、FWとしての能力はピカイチだ。本大会で期待されるのはもちろん、チームを勝利へと導く一発。
ヨルダン・ラーション
生年月日:1997年6月20日(23歳)
所属クラブ:スパルタク・モスクワ(ロシア)
20/21リーグ戦成績:29試合出場/15得点5アシスト
代表通算成績:6試合出場/1得点0アシスト
負傷離脱のため招集が叶わなかったズラタン・イブラヒモビッチに代わり、EURO本大会メンバー入りを果たした若きFW。今季ロシア・プレミアリーグでは15得点奪取と爆発しており、代表での序列は決して高いとは言えないが、切り札としての活躍に期待が懸かっている。ちなみに父親はかつてバルセロナにも在籍したレジェンド、ヘンリクである。