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【スウェーデン代表 ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。イブラヒモビッチ2世にレジェンドの息子も!

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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ヴィクトル・リンデロフ
スウェーデン代表には欠かせない守備の要ヴィクトル・リンデロフ【写真:Getty Images】



ミカエル・ルスティグ
生年月日:1986年12月13日(34歳)
所属クラブ:AIK
2021リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:89試合出場/6得点10アシスト

 EURO出場が今回で3回目となるベテランの右サイドバック。身長189cm・体重77kgという十分なサイズを誇っており、そこから繰り出されるパワーと高さでサイドの守備強度を大きくアップさせる。90分間の中でファイティングスピリットを失うことがない経験豊富なDFは、年齢的にもこれが最後のEUROとなる可能性が高いが、果たしてどんなパフォーマンスを披露するか。

アンドレアス・グランクビスト
生年月日:1985年4月16日(36歳)
所属クラブ:ヘルシンボリ
2021リーグ戦成績:4試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:88試合出場/9得点1アシスト

 ロシアワールドカップでベスト8入りに貢献した大ベテランだ。最近は母国リーグでほとんど試合に絡めていなかったが、自身4度目のEUROメンバー入りを果たすことに。ヤンネ・アンデション監督曰く枠が23人のままだったら「連れて行かなかった」ようだが、枠が26人となり、かつピッチ外でチームに良い影響を与えられることが選出の理由となったようだ。

マルティン・オルソン
生年月日:1988年5月17日(33歳)
所属クラブ:BKハッケン
2021リーグ戦成績:5試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:51試合出場/5得点3アシスト

 スウェーデン人の父とケニア人の母の間に生まれたレフティー。身体能力の高さを活かした攻撃的なスタイルが売りで、プレミアリーグ通算100試合以上の出場を誇っているなど経験値もある。しかし、現体制下ではあまり試合に絡めておらず、今大会でも控えが基本となりそうだ。ちなみに姉のジェシカは元NBA選手のダーク・ノビツキーと結婚している。

マルクス・ダニエルソン
生年月日:1989年4月8日(32歳)
所属クラブ:大連プロフェッショナルFC(中国)
2021リーグ戦成績:5試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:8試合出場/2得点1アシスト

 スウェーデン代表初招集は2019年、当時30歳と遅く、しかもこの時は負傷したポントゥス・ヤンソンの代役という形だった。しかし、デビュー戦でゴールを決めヤンネ・アンデション監督へのアピールに成功。今年3月シリーズは招集外となったが、EUROメンバーには名を連ねることになった。身長192cmと大柄で、空中戦の強さは他国にとっても大きな脅威に。

フィリップ・ヘランデル
生年月日:1993年4月22日(28歳)
所属クラブ:レンジャーズ(スコットランド)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:15試合出場/0得点1アシスト

 ヤンネ・アンデション監督に「彼は、ピッチ上のどこに身を置くべきかをよく理解している、信頼できるディフェンダー」と評価されたレフティー。身長192cm・体重81kgの巨躯を武器に空中戦と地上戦の両方で相手を無力化し続け、最終ラインに落ち着きをもたらす。所属するレンジャーズではリーグ無敗優勝に貢献。良い状態でEUROに挑むことができそうだ。

エミル・クラフト
生年月日:1994年8月2日(26歳)
所属クラブ:ニューカッスル(イングランド)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:27試合出場/0得点3アシスト

 スウェーデン代表では右サイドバック起用がメインだが、所属するニューカッスルでは3バックの一角としてもプレーしている。飛び抜けたスキルこそないが状況判断が良く、攻守にそつがない。ちなみにサッカーを始めたのは元選手である両親の影響。当初はストライカーとしてもプレーしていた。幼少期に応援していたクラブはマンチェスター・ユナイテッド。

ポントゥス・ヤンソン
生年月日:1991年2月13日(30歳)
所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:27試合出場/0得点0アシスト

 2018/19シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)のベストイレブンに選出されているなど、実力は確か。身長194cmを誇っており、人に対してパワフルに対応できることはもちろん、一定の速さにチームを牽引するリーダーシップも兼ね備えている。マイナスポイントは、試合直後にテンションが上がっている状態でインタビューを受けると汚い言葉を吐きがちなところ。

ヴィクトル・リンデロフ
生年月日:1994年7月17日(26歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
20/21リーグ戦成績:29試合出場/1得点1アシスト
代表通算成績:40試合出場/3得点0アシスト

 ヤンネ・アンデション監督率いるチームにおいて欠かせない存在となっているDF。対人戦に抜群に強いというわけではないが、出足の鋭いインターセプトや的確なカバーリングで貢献でき、足元の技術も高いレベルにある。プレーが切れると髪をかき上げるのもこの男の特徴だ。前回大会は全試合にフル出場するも未勝利に終わり悔しさを味わったが、果たして今回は。

ルドビク・アウグスティンソン
生年月日:1994年4月21日(27歳)
所属クラブ:ブレーメン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:23試合出場/0得点4アシスト
代表通算成績:32試合出場/2得点3アシスト

 父は元サッカー選手で母は元バレーボール選手というアスリート一家で育った、左サイドバックのファーストチョイス。90分間サイドを上下動できる豊富な運動量と脚力を兼ね備えており、精度の高い左足キックでチームの攻撃を活性化させることを可能としている。ちなみに、少年時代はサッカーだけでなくアイスホッケーに挑戦した経験も持っている。

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