【写真:Getty Images】
デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがユーロ2020(欧州選手権)の試合中に突然ピッチ上に倒れ込み、心臓マッサージを受ける事態となったことはサッカー界に大きな衝撃を引き起こした。チームメートや元チームメートらもエリクセンへの思いを表している。
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エリクセンは現地時間12日に行われたユーロ2020初戦のフィンランド代表戦で意識を失い転倒。病院へ搬送されて意識を取り戻し、容態は安定していると伝えられているが、プレーを再開できるかどうかを不安視する声もある。
インテルのチームメートであるベルギー代表FWロメル・ルカクは、その後行われたユーロ2020のロシア代表戦で記録した2ゴールをエリクセンに捧げた。先制点を挙げた際にはテレビカメラに駆け寄り、「クリス、アイ・ラブ・ユー!」と叫んでいた。
「試合前にはたくさん涙を流した。集中するのは難しい状況だった。試合に勝ったことは嬉しいが、今はクリスティアンのことを思っている」とルカクは試合後にベルギー『Sporza』に語っている。
エリクセンがトッテナムに所属していた時期に5年間チームメートだった韓国代表FWソン・フンミンも同様の形でエリクセンへの思いを表した。13日に行われたカタールワールドカップアジア2次予選・レバノン戦でのゴールを元同僚に捧げている。
2次予選の最終戦となるレバノン戦で先制点を奪われた韓国代表だが後半に追いつき、66分にはソン・フンミンがPKで決勝点となるゴールを記録。得点後にはルカクと同じくカメラに向かって「クリスティアン・エリクセン、アイ・ラブ・ユー!」と叫び、エリクセンの背番号を表す「23」も指で形作った。
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