常に世界の中心選手を輩出しているオランダ。今回はオランダ代表でプレーした偉大な選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。[sponsored content]
オランダが生んだ史上最高峰の天才
【写真:Getty Images】
FW:パトリック・クライファート(バルセロナ/オランダ代表)
生年月日1976年7月1日(当時22歳)
98/99シーズンリーグ戦成績:35試合15得点13アシスト
オランダ代表通算79試合40得点
オランダ代表での主な出場大会:UEFA EURO 96、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会、UEFA EURO 2000、UEFA EURO 2004
天才という言葉が似合う男は、他にいない。90年代後半から2000年代初頭に驚異的な技術で世界を沸かせた男がオランダに存在していた。
基本データの対象となったのは、バルセロナに移籍した1年目でリーグ優勝の立役者となった98/99シーズン。その成績は15得点13アシストと、まさにクライファートという選手を表す数字となっている。
能力値を見ると、最高評価は「テクニック」の92。次点は「フィジカル」と「IQ」の88となっている。188cmという長身から強靭なフィジカルを持ちつつ、その巨体からは想像もできないほどに柔らかなタッチでボールを操り、驚異的とも言えるほどの視野の広さでチャンスを作り出す。
一方で「メンタル」は72。時間が止まるほどの美しいゴールを決めたかと思えば、神に嫌われたかのごとくシュートを外す日もある。今日は「天才」か「凡人」か…ファンはプレーが始まるまでやきもきさせられる。そして、それこそがクライファートという選手の最大の魅力だった。
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