【写真：Getty Images】
グループBのベルギー代表は日本時間13日4時に、ロシア代表と対戦する。FIFAランキング1位のベルギー代表はロシア代表に加え、デンマーク代表、フィンランド代表と同組となっている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
優勝候補の一角と目されるベルギー代表だが、ロシア代表との初戦は複数のキープレイヤーを欠くことになる。中盤の要だったアクセル・ヴィツェルは1月にアキレス腱を断裂。司令塔のケビン・デ・ブライネはUEFAチャンピオンズリーグ決勝で相手選手と衝突して顔面を骨折した。ともにメンバー入りを果たしたことから大会中のプレーは可能なようだが、初戦はベンチからスタートすることになるだろう。
ベルギー代表の基本フォーメーションは3-4-2-1。キーマンを欠く中盤にはユーリ・ティーレマンスとレアンデル・デンドンケルのコンビを予想する。ティーレマンスはゲームメイクに秀でており、デントンケルは攻守にアグレッシブ。両者のバランスも申し分ないだろう。
背番号10を背負うのはエデン・アザールだが、所属するレアル・マドリードでの2年間は怪我に苦しんでいる。大会直前のテストマッチ2試合はともにベンチスタートとなっており、この大会ではジョーカーとして起用されることが濃厚。2シャドーにはヤニック・カラスコとベテランのドリース・メルテンスの起用を予想する。
最終ラインはトビー・アルデルワイレルド、ヤン・フェルトンゲン、ジェイソン・デナイヤーの3人がベースになりそうだ。強靭なフィジカルが武器のデドリック・ボヤタやヴィッセル神戸でプレーするトーマス・フェルマーレンはベンチに控える。経験豊富なDF陣は層が厚い。
カラスコは左ウイングバックを務めることもできるが、トルガン・アザールが基本となりそうだ。右ウイングバックはトーマス・ムニエとティモシー・カスターニュの一騎打ち。安定感で優るカスターニュは強豪国同士の対戦では活きそうだが、グループステージではムニエがメインとなるかもしれない。
GKを務めるのはティボー・クルトワで、経験豊富なシモン・ミニョレがバックアップする。最前線はインテルで成熟しつつあるルメル・ロカクが不動。デ・ブライネとヴィツェルの不在をカバーすることができれば、優勝候補の最右翼に名乗りを挙げるだろう。
