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【写真:Getty Images】
酒井宏樹(浦和レッズ)
生年月日:1990年4月12日
東京五輪世代通算成績:1試合出場0得点
オーバーエイジ(OA:25歳以上)枠でU-24日本代表に選出となっている酒井宏樹は10日、浦和レッズへの移籍が決まった。約9年ぶりのJリーグでのプレーを楽しみにしているファンも多いだろう。その前に代表戦で結果を残し、良い形で浦和に合流してほしい。
ミャンマー戦は吉田麻也と同様に前半のみの出場。チームは10-0の大勝を収め、東京五輪世代に合流となった。日本代表との試合は吉田と同様にベンチから見守り、ガーナ戦はフル出場で3点目のオウンゴールを誘発。OAとして流石のパフォーマンスを見せた。身体能力の高いジャマイカの選手にも動じないだろう。
【写真:Getty Images】
瀬古歩夢(セレッソ大阪)
生年月日:2000年6月7日
東京五輪世代通算成績:1試合0得点
冨安健洋の負傷離脱により追加招集となった瀬古歩夢にギリギリで最後のチャンスが巡ってきた。東京五輪に臨むメンバー発表前、最後の試合となるジャマイカ戦でアピールのチャンスを狙っているはずだ。3月のU-24アルゼンチン代表戦でも見せた正確無比なキックでチャンスを作ってほしい。
瀬古はビルドアップ能力に長けていて、正確なロングフィードでチャンスを作ることができる。まだ21歳と若いが、フィジカルの強さは年々増している。セレッソ大阪の若き主力CBが、東京五輪への切符を狙いに行く。
【写真:Getty Images】
町田浩樹(鹿島アントラーズ)
生年月日:1997年8月25日
東京五輪世代通算成績:7試合1得点
町田浩樹は今月3日のA代表との試合はフル出場。その後のU-24日本代表戦では出番なしに終わった。CBには板倉滉、中山雄太、さらには追加招集の瀬古もいる。また、吉田麻也がOAとして加わったことでCB争いは熾烈に。生き残るためにもジャマイカ戦はアピールの場としたい。
町田の特徴は、190cmという恵まれた体格を活かした空中戦の強さ。今季も所属する鹿島アントラーズですでに4得点を記録しており、攻守において強さを発揮する。サイドバックとしてのプレー経験もあるため、短期決戦においてはありがたいユーティリティプレイヤーだ。
【写真:Getty Images】
古賀太陽(柏レイソル)
生年月日:1998年10月28日
東京五輪世代通算成績:7試合出場0得点
手薄な左サイドバックの候補に挙がっているのが古賀太陽だ。3バックや4バック、どのフォーメーションであっても、与えられたポジションで実力を発揮できる器用な選手である。本職はCBであるが、この世代の代表では左サイドバックを担っている。本来なら攻撃的なポジションを担う旗手怜央やボランチが主戦場の中山雄太も左サイドバックでプレーできる。守備力に定評がある古賀がこの試合で評価を上げられるか注目だ
所属する柏レイソルでも左サイドバックでプレーすることもあり、同ポジションでプレーすることに問題はない。A代表とU-24ガーナ代表戦はいずれも途中出場。ジャマイカ代表戦に出場し、アピールすることができれば東京五輪にグッと近づくことになるだろう。