U-24ブラジル代表は、7月に開幕する東京五輪の出場権を獲得している。2016年に行われた前回大会のリオ五輪ではネイマールがオーバーエイジ(OA)として出場し、見事金メダルを獲得。2大会連続の金メダルを目指すU-24ブラジル代表はU-24日本代表にとって大きな壁となる。そこで、今回は東京五輪への出場資格を持つU-24世代の5人を紹介する。(2021年4月掲載の記事を再編集したものです)
”白い巨人”でプレーするブラジルの至宝
【写真:Getty Images】
FW:ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
生年月日:2000年7月12日(20歳)
今季リーグ戦成績:35試合3得点5アシスト
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レアル・マドリードでプレーするヴィニシウス・ジュニオール。20歳ながら、2018年からプレーするマドリーで100試合以上に出場。怪我がちのエデン・アザールに代わり左サイドでプレーすることが多い。テクニックもさることながら、そのスピードも特徴的だ。
ヴィニシウスは各年代別のブラジル代表を経験。2015年の南米U-15選手権、2017年の南米U-17選手権に出場。南米U-17選手権で7得点を記録し、得点王を獲得。U-17ブラジル代表の優勝に貢献した。
すでにブラジルのA代表も経験している20歳の逸材は昨年3月に行われたバルセロナとのクラシコで決勝点を記録。アンス・ファティに破られるまでは21世紀に行われたクラシコ史上最年少記録だった。
UEFAチャンピオンズリーグなどの大舞台を経験し、スペインで成長した20歳の逸材が東京五輪に出場すれば、ブラジル代表に貢献するはずだ。
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