若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した韓国人選手を紹介する。
日本キラーと呼ばれたイケメンKリーガー
【写真:Getty Images】
MF:ペク・チフン
現所属クラブ:なし
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高校時代から数々のタイトルを獲得してきたペク・チフンは2003年に全南ドラゴンズへ入団。その後、2005年にFCソウルへ移籍。翌年には水原三星ブルーウィングスへ移籍し、ここで長らくプレーすることになる。
2012年に蔚山現代、2014年に金泉尚武へレンタルしたペクは水原と蔚山でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場。幾度となくJリーグ勢と対戦してきた。
各年代別の韓国代表に選出されていたペクは21歳の時に2006年のドイツワールドカップメンバーに名を連ねるが、出番なしに終わった。韓国代表では日本代表戦で強さを発揮するため、ペクは”日本キラー”とも称されている。だが、2010年8月のナイジェリア戦以降は代表でプレーしていない。
端正な顔立ちからイケメンKリーガーとしても韓国国内では有名だったペク。ワールドカップに出場するも、その後は鳴かず飛ばず。若くして期待されていただけに残念な逸材となってしまった。
【了】