【写真:Getty Images】
リバプールからサウサンプトンへのレンタルを終え、来季の去就が不確定となっている日本代表MF南野拓実。英紙『ミラー』は8日付で、サウサンプトンが南野の完全移籍に向けた交渉を開始したと伝えている。
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昨年1月にリバプールに加入した南野だが、層の厚い攻撃陣の中で出場機会の獲得に苦戦。今年1月の移籍市場ではサウサンプトンにレンタルされてシーズン後半戦を過ごした。
レンタル契約に完全移籍のオプションは設定されておらず、一旦リバプールに復帰する形となる。だがリバプールに残るとすればポジション争いが厳しい状況に変わりはなく、来季をどこで過ごすことになるのかは不透明な状況だ。
サウサンプトンでは最初の3試合で2得点を挙げたあとは無得点に終わったが、「まずまずのレンタル期間を過ごした」と英紙は評価。サウサンプトンは「彼の貢献に満足」しており、完全移籍に向けた交渉をスタートさせたと報じている。
来季はサディオ・マネやモハメド・サラーがシーズン中にアフリカ・ネーションズカップで不在となることが見込まれ、南野はリバプールで貴重なバックアップになる可能性があるとも予想。だが売却を決めた上で新戦力を補強することもあり得ると見通しを示している。
日本代表ではワールドカップ予選で7試合連続となるゴールを挙げるなど好調を維持している南野。今年の夏は今後のキャリアに向けても大きな決断を強いられる時期となるかもしれない。
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