【写真:Getty Images】
レアル・マドリードは、今年夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得することを断念したとみられている。スペイン紙『アス』が8日付で伝えた。
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リーグアンで3年連続得点王に輝くなどPSGでの活躍を続けてきたムバッペだが、現在の契約は来年夏までの残り1年で満了。契約が延長されなければPSGはフリーで同選手を手放すことになってしまうため、今年夏に移籍する可能性も噂され、特にマドリーが有力な移籍先候補のひとつとして噂されてきた。
だがPSGのナセル・アル=ケライフィ会長は、ムバッペを今年夏にも来年夏にも手放すつもりはないと主張。「キリアン・ムバッペはパリでプレーし続ける。我々は決して彼を売ることはないし、フリーで出て行かせることもない」と先日仏紙『レキップ』に語っていた。
アル=ケライフィ会長の強硬な姿勢を受け、マドリーは今年夏のムバッペ獲得が不可能であることを受け入れた模様だとスペイン紙は伝えている。同じくターゲットとしていたボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得も容易ではなく、どちらも手に入れられない結果となるかもしれない。
さらにアル=ケライフィ会長は、ムバッペが1年後に契約満了で退団する可能性も否定している。本人が新契約のサインを受け入れなければ満了は避けられないが、PSGは税込年俸8000万ユーロ(約106億円)、手取り4000万ユーロ(約53億円)という超破格の条件で契約延長を図っているとも噂されている。
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