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アルゼンチンの消えた逸材5人(4)。天国から地獄へ…”小さな王子”の異名持つ司令塔、バイエルンやミランでプレーも…

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消したアルゼンチン人選手を紹介する。

ホセ・ソサ
【写真:Getty Images】



MF:ホセ・ソサ
現所属クラブ:フェネルバフチェ


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 ”小さな王子”の異名を持つホセ・ソサは司令塔タイプのMFだ。母国アルゼンチンのエストゥディアンテスでの活躍が認められ、2007年にバイエルン・ミュンヘンに移籍。だが、怪我の影響と層の厚いバイエルンでポジションを奪取できず。2009年にレンタルで古巣エストゥディアンテスに復帰となった。

 その後、ソサは2010年8月にナポリへ移籍。ウクライナのメタリスト・ハルキウへの移籍を経て、2014年にはエストゥディアンテス時代の恩師ディエゴ・シメオネが監督を務めるアトレティコ・マドリードにレンタルで加入となった。シーズン途中の加入で公式戦24試合に出場するも、目立った活躍はなく。2016年8月にACミランへ移籍となる。

 攻撃では複数ポジションをこなせるユーティリティ性が高く評価されていたが、レギュラー確保とはならず。2017年9月に大型補強の煽りを受け、トルコのトラブゾンスポルへ買い取りオプション付きのレンタル。翌年には完全移籍となり、昨年8月にフリーでフェネルバフチェに加入した。

 ソサは2003年のワールドユースに臨むU-20アルゼンチン代表に選出され、4試合に出場。北京五輪にも出場し、アルゼンチンの金メダル獲得に貢献。ビッグクラブへの移籍で代表でも長く活躍できるかと期待されたが、A代表では19試合の出場にとどまった。

【了】

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