【写真:Getty Images】
U-24日本代表は3日に日本代表との試合に臨む。来月に東京五輪を控えるU-24日本代表は5日にU-24ガーナ代表、12日にジャマイカ代表との親善試合が予定されている。
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東京五輪本大会のメンバー枠は18人。1997年1月1日以降に生まれた選手に参加資格があるが、それ以前に生まれた選手も最大で3人がメンバーに入ることができる。今回召集されたのは27人で、オーバーエイジ(OA)枠として吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航が参加する。
1988年生まれの吉田は2008年の北京五輪に出場した。続くロンドン五輪にはOA枠として出場し、主将としてベスト4入りに貢献している。東京五輪メンバーに選ばれれば、自身3度目の出場となる。ワールドカップには過去2大会に出場し、通算107試合に出場している日本代表では主将を務めている。
吉田は2010年1月、21歳のときに名古屋グランパスからオランダのVVVフェンロに移籍した。2年半後にはイングランドのサウサンプトンに移籍して7年半プレー。昨年1月に加入したイタリアのサンプドリアでは、1年半で公式戦48試合に出場した。
酒井は22歳のときにロンドン五輪に出場している。OA枠として出場した吉田とともにDFラインで起用され、ベスト4入りに貢献。日本代表としてもこれまで65試合に出場し、ワールドカップには直近2大会に選出されている。ロンドン五輪後に柏レイソルから海外挑戦。ハノーファーで4年間、マルセイユで5年間プレーし、今季終了後に退団を発表した。
遠藤はリオデジャネイロ五輪で予選から主将としてチームを牽引した。浦和レッズではAFCチャンピオンズリーグ制覇を経験し、クラブワールドカップにも出場。日本代表ではこれまで28試合に出場し、ロシアワールドカップのメンバーにも選ばれた。ベルギーのシント=トロイデンを経て昨季からドイツのシュトゥットガルトでプレーしている。
3人全員が五輪経験者で、そのうち2人はキャプテンとしてチームを引っ張った。いずれも現在の日本代表の主力で、所属クラブでも活躍している。国際経験豊富な3人が本大会のメンバーに選ばれれば、チーム力は大きく底上げされるだろう。
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