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【写真:Getty Images】
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
生年月日:1993年2月9日(28歳)
2020/21リーグ戦成績:33試合出場/3得点4アシスト
日本代表通算成績:28試合出場/2得点2アシスト
森保一監督が大きな期待を込めて選んだオーバーエイジ戦士の1人であり、A代表でも主軸を担う守備的MFだ。5月28日のミャンマー代表戦にも出場していたが、69分に交代。中4日で試合に臨めるためコンディションは問題ないだろう。オーバーエイジ選手たちのチームへの融合は今月5日と12日の2試合で本格化していくが、今回の日本代表戦も生かさない手はない。フィールドプレーヤーは8人交代が可能なため、出場時間をコントロールしながら徐々に若い選手たちとの連係を深めていきたいところだ。遠藤にはブンデスリーガの「デュエル王」として中盤を引き締めつつ、チーム全体を攻守にわたって安定させる役割が求められる。
【写真:Getty Images】
中山雄太(PECズウォレ/オランダ)
生年月日:1997年2月16日(24歳)
2020/21リーグ戦成績:32試合出場/2得点1アシスト
日本代表通算成績:5試合出場/0得点0アシスト
A代表に合流していた先月28日のミャンマー代表戦は出番がなく、コンディションは万全。これまで東京五輪世代のキャプテンとしてチームを引っ張ってきたリーダーだ。U-24日本代表ではボランチ、センターバック、左サイドバックと複数のポジションで起用される可能性があり、所属クラブでも今季は3つのポジション全てで出場した実績がある。本命不在の左サイドバックでも有力候補の1人だが、ボランチでオーバーエイジの遠藤との関係性を見極めるにはうってつけの試合になるだろう。A代表を相手に欧州で培った成長の証を示したい。
【写真:Getty Images】
久保建英(ヘタフェ/スペイン)
生年月日:2001年6月4日(19歳)
2020/21リーグ戦成績:31試合出場/1得点1アシスト
日本代表通算成績:11試合出場/0得点0アシスト
ラ・リーガでは「クラブ選びに失敗した」と認める、不本意なシーズンを送った。A代表でもサブキャストの域を脱せていない。とはいえ才能の大きさに疑いはなく、U-24日本代表では攻撃の軸の1人だ。A代表としてベンチ入りした先月28日のミャンマー代表戦では出番がなく、試合に飢えているはず。今回はU-24代表の一員として戦うが、森保監督の目の前でA代表のポジション争いでも一発逆転を狙える絶好の機会だ。どんな時も勝利に貪欲で、競争意識の高い久保が燃えていないはずがない。