トッテナムの新監督候補として、インテル前監督であるアントニオ・コンテ氏の就任に向けた交渉が進んでいるとみられている。イタリア『スカイ』が報じたとして英国複数メディアが伝えた。

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　インテルに11年ぶりのセリエA優勝をもたらしたコンテ監督だが、先月26日にクラブとの契約を解除したことを発表。クラブ側が移籍市場で選手を売却して黒字を出す方針であるのに対し、監督が納得できなかったことが退任の理由であるとみられている。

　フリーになったコンテ氏は、ジネディーヌ・ジダン監督の後任としてレアル・マドリードの新監督候補であるとも噂されていた。だがマドリーにはカルロ・アンチェロッティ監督の復帰が決定している。

　コンテ氏の新天地はトッテナムとなる可能性が高くなったのかもしれない。就任に向けて「交渉が進んでいる」状況であり、合意に近づいていると報じられている。

　トッテナムの新監督としては、パリ・サンジェルマン（PSG）を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督の復帰の可能性も噂されていた。だがPSGは同監督の契約延長オプションを行使し、退任に応じない姿勢をみせている。

　トッテナムはジョゼ・モウリーニョ前監督を4月に解任し、暫定監督にチームを任せつつ新監督を探していた。チェルシーを率いた経験もあるコンテ氏がプレミアリーグに復帰する可能性もあるのだろうか。

【了】