【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのブリスベン・ロアー対パース・グローリー戦が2日に行われ、ホームのブリスベンが2-1で勝利を収めた。ブリスベンのMF檀崎竜孔が決勝点となる今季9点目のゴールを見事な個人技で記録している。
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ブリスベンは檀崎が先発出場し、FW工藤壮人も終盤に交代出場。パースもDF太田宏介が先発に名を連ねた。日本人選手3人が出場した一戦で、北海道コンサドーレ札幌からレンタル中のブリスベン“10番”が輝きを放った。
後半立ち上がりにオウンゴールで先制したブリスベンが1点リードで迎えた73分、檀崎は自陣内から味方選手の出したスルーパスを受けて相手DFの裏へ抜け出す。だがペナルティーアークに達したところで追いついたDFに体を寄せられ、一旦勢いを止められてしまった。
ゴールに背を向けてDFを背負う体勢となった檀崎は、味方の上がりを待つこともひとつの選択肢だったかもしれない。だが相手選手にもそう思わせたところで鋭く方向転換して振り切りシュートコースを生み出すと、右足でGKを破るゴール左隅へのシュートを突き刺した。
ブリスベンはその後1点を返されたが、2-1で試合終了。この勝利でファイナルシリーズ(プレーオフ)への進出を確定させており、チームにとっても大きな価値を持つ決勝ゴールとなった。